ネットを見ていたら“糸魚川火事で燃えなかった奇跡の1軒家”というニュースが目に飛び込んできました。
「あの大規模な火事の中、無事だった家なんてあるわけないよ」と思いながら見たら、現場写真にはポツンとレンガ風の屋根のお宅が残っているじゃないですか?
奇跡だっ!
144軒のお宅を燃え尽くすほどの火災なのに燃えなかったのは建築材料に秘密があるのでしょうか?この奇跡の家を作ったのはどこのメーカーでしょうか?
気になって仕方なかったので一気に紹介します。
糸魚川市の火災で燃えなかった家のメーカーはどこ?
奇跡のお家といえば、平成27年に9月に起きた栃木県の鬼怒川決壊のときもあっという間に次々と川の水にお家が飲まれていく中、奇跡的に流されずに済んだお家がありましたよね。
そのお家を作ったメーカーのは“ヘーベルハウス”
もちろん、そのニュース後、問い合わせが殺到したんですね。
東日本大震災の時には“一条工務店”の家が津波に耐えたと話題になり、こちらも反響が大きかったそうです。
で、今回ももしや奇跡のメーカーは“ヘーベルハウス”か“一条工務店”かなと思ったんですが違ったようです。
じゃ 糸魚川市の火災で燃えなかった奇跡の家はどのメーカーが作っのかというと“ミタキハウス”という糸魚川市になるハウスメーカーです。
詳しくはこちらをクリックすると見れます。
⇒ミタキハウス
古民家再生住宅というのは新しい分野なんでしょうか。
僕は知りませんでした。
会社もまだ新しいですね。
あれだけの火事でもきれいに家が残っている耐火能力はすごいですよね。
※日本では自然災害は避けられませんね。“ミタキハウス”さんのような素晴らしい会社はもっとしってもらいたいので拡散の協力をお願いします。家は一生ものなので。
糸魚川市の火災で燃えなかった家の建築材料は?
それでは燃えずに残った家は他の家と何が違ったのか調べてみました。
準防火構造で
・耐熱煉瓦ばり
・耐火サイディング仕様
・準防火ステン入り厚ガラス仕様
・2×4断熱仕様
これらが獄炎にも勝った家の秘密です。
僕が注目するのは、耐火サイディング仕様。
サイディングとは外壁素材の一種であり、セメント質と繊維質を主な原料とした外装材で壁に貼って利用します。サイディングはサイディングボードともいわれ、板状になっています。
建物の骨格に合わせてサイディングボードを貼り付けていくという具合です。そして、張り付けたサイディングボードをシーリング材でつないでいきます。
※シーリング材(建物の防水性や気密性を保持するために継ぎ目や隙間に用いる材料。これが劣化すると雨水が壁の中に入り、劣化を加速させる)
シーリングも丁寧に仕上げてあったので相乗効果抜群だったんでしょうね。
つまり、職人の丁寧な仕事が今回の奇跡の家を生んだわけです。
それから機能的なところでは二重窓は有効だったそうです。
無事だった家も二重窓のガラスが割れておらず、家に炎が侵入しなかったので燃え残ったらしい。
ちなみに炎の温度は1000度以上と言われています。
様々条件はあるとは思うんですが、外壁や窓はしっかり対策しておきたいですね。
今回の糸魚川市の火災からの教訓です!
まとめ
自然災害に強い家を作って欲しいと依頼主からミタキハウスさんにお願いされ出来た家が激しい炎の中でも平気だったのは職人の丁寧な仕事の賜物でした。
ミタキハウスさんはこれからは問い合わせが殺到するでしょうね。
こういう素晴らし企業は日本には必要ですよね(^O^)